グループホームの働き方

【注意】グループホームの5つの退職理由!解決方法も合わせて紹介

グループホームを退職しようと考えています。他におすすめの職場はありますか?

この記事の内容

  • よくある退職理由5選
  • 施設を選ぶ際の注意点

介護業界は様々な職種、施設、職場があります。それぞれに特徴があり、サービスの内容も異なります。人によって「合う合わない」があるので退職後の施設選びは超重要。

今回の記事、結論から言うと退職理由によっておすすめの職場は異なります。

そこで今回はグループホームによくある退職理由と解決方法を解説してます。

この記事は職場探しのヒントになります。新しい職場を探している方はぜひ最後まで読んでいってください。

グループホームの5つの退職理由

結論から言うと、退職理由によってその後のおすすめの職場は異なります。

介護労働安定センター令和2年度介護労働実態調査」によると「介護職の退職理由」でもっとも多いのは下記の3つです。

介護職の退職理由

  1. 収入に不満・自分の将来に見通しが立たない30.6%
  2. 職場の人間関係に問題があったため23.9%
  3. 結婚、出産、育児のため19.9%

引用:介護労働安定センター 令和2年度介護労働実態調査

それに関連して「グループホーム」の主な退職理由を考えると以下が上げられます。

グループホームの退職理由

  1. 給料が安い
  2. 人間関係が悪い
  3. 家事業務が嫌になった
  4. 認知症の対応が嫌になった
  5. グループホームの空気感が嫌になった

それぞれを見ながら解決方法も合わせて紹介しますね。

【退職理由①】給料が安い

グループホームの退職理由として上がるのがこれ。特にグループホームは介護施設の中でも給与が安くなっています。

施設別の給与

 
 
施設 平均給与額 平均基本給額
①特別養護老人ホーム 350,430円 191,530円
②介護老人保健施設 338,920円 177,670円
③訪問介護事業所 306,760円 186,960円
④通所リハビリテーション事業所 305,660円 175,810円
⑤小規模多機能型居宅介護事業所 287,980円 173,080円
⑥グループホーム 287,770円 170,460円

グループホームの平均給与が低い理由として以下のことが考えられます。

  • 無資格者が多い
  • 単独の小規模事業所が多い
  • 事業所に入ってくる金額(介護報酬)に上限がある

参照記事【事実】グループホームの給料はなぜ安いのか?平均額は17万円。給料を上げる4つの方法を解説

「給与に不満があり退職を考えている」方の解決策は3つです。

  • 資格を取る
  • 給与が良い職場へ転職する

資格をとる

給与アップを狙うなら資格を取りましょう。

給与に反映されやすい資格は「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」です。それぞれの平均手当額は以下です。

(例)資格手当額

 
 
資格 (例)手当額
介護職員初任者研修 3,000~5,000円
実務者研修 3,000~8,000円
介護福祉士 10,000~15,000円
介護福祉士は介護現場で唯一の国家資格です。給与アップや転職にもつながるのでぜひ取得しておきましょう。

給与が良い職場へ転職する

最も給与が高い施設は以下です。

給与が高い施設

 
 
施設 平均給与額 平均基本給額
①特別養護老人ホーム 350,430円 191,530円
②介護老人保健施設 338,920円 177,670円

転職する際には手当額もしっかり確認しておきましょう。特に注意なのが以下です。

  • 資格手当
  • 夜勤手当
  • 介護職員処遇改善金
  • 介護職員等特定処遇改善金

上記の手当は重要です。場合によっては年収ベースで100万、月ベースで8万円近く収入が変わる場合もあります。

【退職理由②】人間関係が悪い

グループホームでは「人間関係に不満を持っている割合が高い」というデータがあります。

引用:介護労働安定センター 令和2年度介護労働実態調査

下記のようなグループホーム特有の環境が関係しています。

グループホームの人間関係

  • 人間関係に逃げ場がない
  • 苦手な人とも勤務が被りやすい
  • 他職員と物理的な距離を空けづらい

人間関係の修復は個人の努力では難しい場合があります。解決策は下記ですね。

  • 他部署へ異動する
  • 人間関係が良い職場へ転職する

他部署に異動する

大型の施設が併設されている場合はそちらの部署への異動を上司に相談してみましょう。

同じ会社内ですが部署を変えることで人間関係がリセットされます。

「仕事内容」「人間関係」「職場風土」異動することで大きく環境が変化しますよ。

人間関係の良い職場に転職する

おすすめは「訪問関連」です。ケアマネ資格があるなら「介護支援事業所」もアリですよ。

介護労働安定センターでは介護従事者を対象に人間関係についての調査を例年行っています。

その中で「職場での人間関係について特に悩み、不安、不満等は感じていない」という回答が多かったのが「訪問系」と「居宅介護支援」でした。

「人間関係に不満なし」と回答した施設の割合

  • 訪問系 39.0%
  • 居宅介護支援 45.6%
  • 施設系(入所型) 20.3%
  • グループホーム 23.3%

これには以下の理由が考えられます。

  • 施設と比べ個人の仕事の線引きがしっかりしている。「あの人は仕事していない」などのトラブルも少ない。
  • 訪問があり一人の時間が確保しやすい。「勤務中はずっと他の職員と一緒」という環境が少ない。
グループホームでの家事支援の経験は訪問介護などの在宅関連サービスでも生かすことができますよ。

【退職理由③】家事業務が嫌になった

グループホームの主な仕事は以下です。

グループホームの仕事内容

  • 家事支援
  • 身体介護
  • 事務業務
  • 外出支援

事業所や、入居者の状態によっては家事支援が職員の負担になっている場合があります。特に調理に関しては負担感を感じている職員も多いです。

「家事業務が嫌」になって退職を決めた方への解決策は1つです。

家事業務がない職場への転職

家事業務がない職場への転職

とはいえユニットケアが主流になっているため完全に家事業務がない職場の方が少なくなっています。

  • 従来の老人保健施設
  • ユニットケアのない特別養護老人ホーム
上記なら調理業務などはありませんよ。

【退職理由④】認知症の対応が嫌になった

グループホームの入居者は全員が認知症です。

小規模の事業所内で「しんどさ」を感じる方も多いのではないでしょうか?

  • 横に座って何度も同じ言動を繰り返す。
  • せん妄、興奮、大声あり、ホーム内に泣き声が響き渡っている。

上記のような症状はどこのホームでも見かけるものです。

認知症ケアが仕事とはいえ、介護士も人間。このような状況にうんざりする瞬間もありますよね。

解決先はふたつです。

  • 認知症の方が少ない職場への転職
  • 認知症について学ぶ

基本的に認知症の方はどこの事業所にも必ずいます。

その中でも認知症が少ない職場を選ぶなら、自立度が高い以下の施設を選びましょう。

  • 住宅型有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • ケアハウス
上記は比較的に自立度が高く、認知症の方が少ない職場になります。

認知症について学ぶ

認知症について知ることで「なぜこんな行動をとるのか?」自分の中で納得できればストレスは大幅に減ります。

具体的な対応ができればベストですね。認知症の症状は介護士の対応や、環境を整えることで改善されます。

知識を深めたいなら資格を取るのもアリです。「認知症ケア専門士」「認知症介護基礎研修」などはおすすめですよ。

【退職理由⑤】グループホームの空気感が嫌になった

グループホームのコンセプトは以下です。

グループホームでは入居者が「家庭的な落ち着いた雰囲気の中で生活を送る」ことで認知症の進行を予防します。

引用:健康長寿ネット

グループホームにはアットホームな落ち着いた独特の雰囲気があります。テキパキと仕事したい方はこの独特の「雰囲気」が苦手かもしれません。

実際にわたしも特養→グループホームへ行きましたが以下の感想を持ちました。

  • 時が止まっているように感じる
  • 時間が経たない
  • 暇すぎて何をしていいか分からない
慣れるまでは正直かなりしんどかったです。オムツ交換、食事介助、入浴介助などを身体介護を介護だと思っているとかなりきついですね。

解決策は以下です。

  • 空いた時間に何をするか事前に考えておく
  • 介助量の多い大型施設への転職する

空いた時間に何をするのか事前に考えておく

「この時間はレクリエーションをやる」などの決まりを作っていないホームも多いです。

空いた時間に「今日は時間があるし入居者と散歩に行こうか」と突発的に外出することも。

慣れないうちは、事前に「今日は何をするか」決めておかないとこうした空白の時間に入居者の隣で置物になってることが多々あります。

もちろん一緒に過ごす時間も大切。

しかし、慣れないうちは「今日は空いた時間ができたら一緒に〇〇をしよう」など考えていくとGoodです。

実際にわたしも書道がしたいという方に向けて事前に書道セットを準備したりしていました。

慣れないうちは空いている時間に他の職員がどう関わっているのかを見ておきましょう。

介助量の多い大型施設への転職する

どうしてもゆったりした雰囲気が無理というなら、業務量が多い特養、老健、病院などに転職を考えましょう。

時間帯によって「忙しい時間」「ゆとりのある時間」のメリハリが付けやすいのもこうした大型の施設の特徴ですね。

【グループホーム退職者は必見】施設を選ぶ際の注意点

【特別養護老人ホーム】テキパキ仕事したいならココ

入居の条件は要介護3以上。介護度が高く、介助量が多いのが「特養」です。介護士のほか、看護師や相談員などの多職種も在中しています。

メリット

  • 全施設の中で最も平均給与が高い
  • テキパキ仕事したい方には向いている
  • 看取り介護も経験も出来る
  • 看護師がおり医療面で安心して働ける
  • 身体介護が学べる

デメリット

  • 業務量が多く忙しい
  • 場合もゆったり仕事した方には不向き
  • 身体介護が多く体への負担は大きい
  • 人間関係はハード
身体介護が好きな方、テキパキ仕事したい方はコチラが向いていますね。

【介護老人保健施設】PT、OTなどの多職種が多数在中

理学療法士や作業療法士が多数在籍しており、多職種との交流ができるのが「老健」です。

介護も1~5まで様々な状態の入居者の介護を行うことができますよ。

メリット

  • PT、OT、Nsなどの多職種と交流できる
  • 看護師がおり医療面でも安心して働ける
  • 他施設の中でも給与は高い
  • 身体介護を学びやすい
  • リハビリについても学びやすい
  • レクリエーションについても学べる

デメリット

  • 身体介護が多く体への負担が大きい
  • 業務量が多く忙しい
  • 人間関係はハード
在宅復帰を目指した施設です。リハビリを兼ねたレクリエーションなどの業務もあるのが特徴です。

【介護医療医院】医療的ケアも提供

介護療養型医療施設が廃止となるためその受け皿として始まったのが「介護医療医院」です。

「病院へ入院するほどでもない、でも老人ホームでは不安」といった層の高齢者が利用していますよ。

メリット

  • 吸引、経管栄養などの医療的なケアも学べる
  • PT、OTなどの多職種とも交流できる
  • 身体介護も学べる

デメリット

  • 他施設に比べて急変などのリスクもある
  • 業務内容は多く忙しい
看護師が在中している者のより病院に近く医療的な怖さもあります。

まとめ

結論を言うと、退職理由によっておすすめの職場は異なります。

グループホームの退職理由は以下です。

グループホームを退職する5つの理由

  • 給料が安い
  • 人間関係が悪い
  • 家事業務が嫌になった
  • 認知症の対応が嫌になった
  • グループホームの空気感が嫌になった

よほど我慢できないなら転職、異動などで環境を変える方が精神衛生上もいいと言えます。

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